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チャングムの館の温室で語らいませんか?
2007-02-27
土曜日にはAKIRAさんの「祈りのコンサート」が無事終わり、
日曜日には「バウさんの東京講演会」が盛況のうちに終わって、
しばらは安堵して、放心的?に時を過ごしていました。
今日はもう27日ですから、2月もあと少しです。
3月の声を聞くと、やっぱり身体がウズウズしてきます。
で、大自然にうごめき出す春の息吹を全身で感じながら、
そこに思いっきり身を委ねてしまいたいような気がします。
そんな衝動を覚えるのにもちゃんと意味があって、
考えてみたらここしばらく、とても不自然な暮らし方をしてきました。
絶えず仕事を気にし、時間に追われ、いろんな人と会い、相談を受け、
その結果、外食も多くなり、気血動が乱れるようになった。
おまけにパソコンの前で悶々とし、加えて月末ですから<笑>、
これでは「気が病んで」も不思議ではありません。
そんななか、思いました。
「のんびりしたいなぁ…」と。
そうは思っても、このままここにいる限りはムリな話。
そんなときは、寅さんではありませんが「旅」に出るに限ります。
とは言っても、決して「逃げ出す」わけではありません。
大自然の春の息吹に包まれて「のんびりタイム」を享受しながら、
身体を動かして汗を流し、クリエイティヴな感覚を再び蘇らせる。
とまぁ、そんな「時空の旅」に身を置きたいと思ったのです。
これはいわば「ストレス呪縛からの自己解放(救出)作戦?」です。
で、考えました。
そうだ、島根の美都(益田市)に行こう!
そこで春の山野を歩きながら「ドーム&ファーム構想」を温めよう、と。
http://www.creative.co.jp/top/main3197.html
http://www.creative.co.jp/top/main3199.html
ということで、いま3月28日からの「旅」を計画しています。
このことをチラッと広島の松岡さんに伝えてみたところ、
なんやら、また「広島での集い」を考えてくださるみたいです。
本当に、ありがたいお話しです。
札幌から美都まではとても遠いのですが、
飛行機で千歳から広島へ、そして広島から車で走れば、
案外たやすく美都に行けることがこれまでの経験で分かりました。
しかも、広島から美都に行く山のルートが、じつに素晴らしい。
1月に走った雪道はさすがに不安がいっぱいでしたが、
3月末ともなれば陽春の風と香りが満喫できるにちがいありません。
考えてみるだけでも、ワクワク気分に誘われます。
美都の「チャングムの館=愛彩家」では、
酒井美均さん(現代のチャングム?)の薬膳料理を楽しみながら、
とにかく山野を歩いてみたいと思います。
近くには名物の桜の大樹もあるようですし、
裏山にはきれいな渓流が流れているとも聞きました。
あちこちをとにかく歩き回りながら、
そこでの「ドーム&ファーム構想」を煮詰めてみたいのです。
「ドーム&ファーム構想」とはドイツのクラインガルテンの自己版?です。
つまりは、小屋(別荘)つき菜園。
さらに言えば、お金をかけずに健康的に安心して暮らせる空間です。
いまや日本の社会では「格差」が大きな問題になっています。
「働けど働けどわが暮らし楽にならざりき」
石川啄木の場合は「浪費癖」によって稼ぎが消えていきましたが、
いまの多くの若者たち、あるいは定職を失った者たちは、
いかに必死でパートや非正規労働をやってケチケチ生活をしてみても、
その「アリ地獄」から解放されることがまずありません。
いくら稼いでも、お金がどんどん出てしまう仕組みの社会だからです。
つまり「格差化」が、すっかり社会システム化されています。
これでは未来に希望が持てません。
その一方、正規雇用の領域になんとか滑り込めた者といえども、
決して豊かさと幸せが保証されているわけではありません。
過重労働、成果主義、ライバルとの競争、ノルマの重圧、
さらには組織の中での辛い人間関係や、奴隷化しつつある人生、
たとえ正規雇用といっても、ストレスまみれの暮らしが続きます。
そんななか、国のスローガンといえば「美しい国づくり」。
なるほど「美しい」のもいいけれど、「もう少し楽な暮らし」がしてみたい。
いや、楽ではなくても、まずはお金におっかけられる暮らしから脱したい。
そんなふうに思う方々がたくさんおられるんじゃないでしょうか。
いまの「格差社会」というのは、はっきり言って「経済力格差」です。
簡単に言えば、お金のある人と貧乏な人との格差がどんどん広がり、
そしてそこから、「幸せ格差」も生じてくることにもなりそうです。
いえ、それは実はとんでもない錯覚であって、
「経済力格差」が「幸せ格差」に直結するとは限りません。
というのも、お金がなくても幸せに暮らすことは可能だからです。
とはいえ、それにはいくつかの条件が必要になるでしょう。
その第一は、文明的な快適さより、自然の恵みの中に生きる楽しさを知ることです。
第二は、お金の要らない暮らし方をとことん追求することで、
その基本はいうまでもなく「自給体制」です。
つまり、屋根と菜園があれば人はなんとか暮らすことができ、
仲間と楽しいことがあれば、人生の喜びが湧く。
それに加えて医師(特に外科)がいれば、何かがあっても安心です。
セーフティネットとは、奴隷のように働いてお金を稼ぐことではなく、
お金があまりなくても安心して暮らせる空間を作り出すことではないでしょうか。
もしそれが可能であれば、そこに「幸せ感」が芽吹きます。
お金も確かに幸せを呼んでくれるかもしれませんが、
従来の生き方、考え方を変え、そのための環境さえあるならば、
お金のあるなしに関係なく「幸せ」が味わえるのではないでしょうか。
こう考えると、「格差」はお金だけが生み出すものではありません。
「幸せ格差」は、生き方によってもたらされます。
だからこそ「ドーム&ファーム」が大きな意味を持ってくるのです。
あっ、いけない。この問題に触れると話がどんどん広がっていきます<笑>。
だから、元の「ドーム&ファーム」に話を戻しましょう。
「ドーム&ファーム構想」は、
2000年に創刊した環境オピニオン紙『エコろじー』が提唱したものでした。
というのも、ドイツには「クラインガルテン法」があり、
その中で「都市市民はクラインガルテンを利用する権利を有する」としています。
つまり、小屋付きの菜園(約100坪が、年間3万円程度の安さで使えるのです。
これがあったからこそ、ドイツ国民は2度の世界大戦の敗戦後の、
あのひどく苦しい暮らしから、なんとか立ち直ることができました。
★ドイツのクラインガルテン
http://homepage3.nifty.com/jkg-ken/contents3.html
ルーブル暴落でロシアがものすごい経済危機から立ち上がれたのも、
そこにロシア版クラインガルテン「ダーチャ」があったからのこと。
いえ、別に外国の事例を見るまでもなく、
敗戦後の日本人を何とか支えてくれたのも、ご存知の通り実は農村でした。
人間は、食べて寝ることさえできれば、何とか生きていくことができます。
安全な住空間と食べ物さえあれば、何があっても平気です。
そこで『エコろじー』は、札幌周辺に「ドーム&ファーム」構想の実現を提案し、
来るべき社会不安に備えることを目論んだ?のでした。
あっ、このことも、どんどん話が広がっていきそう<笑>。
再び、もとへ。
美都での構想について話しを続けていくことにします。
「そうだ、美都でドーム&ファーム構想を実現させてみよう!」
そう思ったのは、福山の山本夫妻のガン治癒劇を知らされたときでした。
肝臓に18センチのガンが発覚し、もはや治療のすべがないと知らされた夫妻は、
それまでの仕事を一切やめ、家族全員で山に入り、
農家を借りて、裸足になって畑造りをしたそうです。
すると、いつのまにか奥さんは元気になり、以来10年?が経つとのこと。
その話を聞いたとき「ドーム&ファーム」のことが頭に蘇ったのでした。
というのも、千島学説は「気血動の調和」がガン治癒に効果的としています。
しかしそうは言っても、なかなかその環境が得られません。
ガン宣告され、仕事をやめ、病院治療を拒否したとしても、
それだけでは「気血動の調和」を図ることが難しいのです。
ところが…、どうでしょう?
もしも美都に愛彩家(チャングムの館)を軸とした
「ドーム&ファーム空間」が誕生したとしたら、
そこはたぶん、理想的な「癒し空間」となりえます。
というのも、「チャングムの館」には薬膳料理の名人がいますし、
4月からは小松医師が「愛彩家」で「養生所あうんくらぶ」を本格的に始めます。
「愛彩家」はペンションですから、患者はそこに泊まることができますが、
しかし、長期滞在ともなれば、やはりそれなりのお金がかかるでしょう。
でも、そのすぐ近くに「ドーム&ファーム空間」を作り出していったら、
そこでは、「お金があまりかからない生活」が可能です。
だとしたら、ガン患者も安心して長期滞在できるのではないでしょうか。
美都には素晴らしい温泉が湧いて出ていますし(入浴料400円)、
なにしろ過疎地ですから(失礼)、辺り一面自然だらけ。
もちろん、安全でおいしい米も野菜もいくらでも手に入ります。
しかしやっぱり山本さんのように、
裸足になって自分で畑などをやってみてはいかがでしょうか。
いえ、これは決してみんなにけしかけることではなく、
ぼく自身がなによりもやってみたいと思ってることなのです。
「養生所あうんくらぶ」を始める小松医師(本来は外科医)も、
「愛彩家」の建つ国道沿いを「美都養生街道」と名付けて、
自らをその「道の駅・駅長」と自称しておられます<笑>。
ということで、1月に開催した「合宿セミナー」でその構想を話したところ、
「動きが始まったら手伝いに来るよ!」とか、
「多少はお金も出してあげるよ」などといった嬉しい声がかかり、
また「ドームができたらぜひ利用したい」という方々も多々おりました。
となれば、さっそく春から行動するに限ります。
そこで3月28日に広島に行き、そのあと美都にまで走って、
約1週間ほどこの企み?を煮詰めてみたいと思っているのです。
この計画を広島のDさんにしたところ、
「だったらぼくも美都に行くよ」と言ってくださいました。
ありがたい話しです。
そこで考えました。
どうせなら、興味がありそうな方々にも呼びかけて、
土日(3/31〜4/1)にセミナー風のものをやってみようかと。
と言っても、この期間は愛彩家では「座禅会」が開催されていますので、
「チャングムの館」の中でやるわけにはいきません。
そこでお願いして、200坪の大きな温室を借りることにしました。
本当は戸外でキャンプしながらセミナーを、とも考えてみましたが、
雨が降ったり、寒かったりしたら、やっぱり患者には心配です。
そこで「温室で」ということになったようなしだいです。
この計画、まだ頭にチラッとスケッチできた程度ですので、
詳しいことに関しては、また改めてご案内したいと思っていますが、
一応、基本的には以下のように考えています。
■日時:2007年3月31(土)午前10時〜4月1日(日)お昼くらいまで。
■場所:愛彩家(チャングムの館)の敷地内にある温室(200坪)
■費用:食費3回分(薬膳料理等)5000円+セミナー費3000円=8000円
■宿泊:温室内でご勝手に<笑>(寝袋などで)、テントも良し。
愛彩家の部屋が空いている場合は、各自別途料金で申し込みを。
また近くの民宿やペンションに予約するもよし。この場合は、
愛彩家にお願いするのが確かかも。場合によっては徹夜談義もよし<笑>。
■講師:稲田芳弘 & 参加者のどなたかに、あるいはお願いするかも。
■内容:千島学説的視座から最近の医学情報の動きを見る。
『ガン呪縛を解く』から起こった波紋と希望について。
『ガン呪縛を解く』「第2弾」の内容の素描。
ファーム&ドームとレ・コード(原点回帰&再創造)空間構想。
その他。(ガン患者に対しては、治癒朗報なども)
■行動:「蔵王権現仙人」の碑を訪ねる。
レ・コード(原点回帰&再創造)空間の候補地を見て歩く。
どこかで火を起こして珈琲などを楽しみたい<笑>。
その他、その場でひらめき次第、いろいろありそう<笑>。
※なお、セミナーは土曜日3/31日の午前10時からの予定ですが、
前日30日にいらっしゃる方とは、その夜もいろいろ雑談しそうです<笑>。
4/1の解散以降も、そのままもっと滞在したい方はどうぞご自由に。
(その場合、愛彩家に別途費用がかかると思います)
■定員:制限なし<笑>。
だれ一人こないかもしれませんが、その場合は大自然の沈黙にひたり、
万が一大勢やってきても、たぶん200坪の温室なら間に合うはず<笑>。
ということで、イメージを美都に広げて空想し、あれこれ楽しんでいたら、
気分がすっきりしてきました<笑>。
どうです、春の休日にピクニック気分で、美都にいらっしゃいませんか?
まだ1ヶ月も先のことですが、ぼくは早くもその日を楽しみにしています。
ここまで書いて、以上を一応アップしておきます。
なお、この「奇妙なセミナー」に参加してみたいとお思いの方は、
「愛彩家」による食事の準備なども関係してきますので、
ぜひ、ぼく宛にメールをいただきたいと思います。
稲田芳弘
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