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草で育てた牛の乳=「ぐらすみるく」

新鮮な草だけで育てた牛のミルクが、「ファームエイジ」(本社当別町)から提供されることになった。
名づけて、ずばり「ぐらすみるく」…。
いったいそこには、どんな意味が込められているのだろうか。
日本ではすっかり珍しくなってしまった「ぐらすみるく」の誕生を機に、いまの牛乳がはらむ数々の問題を改めて考えてみることにしたい。

牛乳を考えてみるだけでも、近代システムのはらむおかしさがどことなく見えてくる。
それは一見豊かで便利のように見えていて、実は健康と環境を蝕んでいる。
本来のエコロジカルなシステムにシフトしていくには時間もかかろうが、結局は消費者の意識がそれを可能にする力なのだと思う。

たかが牛乳、されど牛乳…。
酪農のあり方ひとつが、 環境問題や飢餓問題にもいまや大きな影響を与える時代となった。
それだけに、ファームエイジが挑戦する「ぐらすみるく」提供の勇気に心からエールを送りたい。

●安全・美味の牛乳を求めて
●牛は本来、草を食べて育つ
●自然の摂理に基づいた酪農
●エコロジカルな牛乳
●穀物はヒトの食べ物
●命の連鎖 … ぐらすみるく
●「ぐらすみるく」入手の方法